糖質制限の勉強に

「ケトン体が人類を救う」宗田哲男著を読みました。

目からウロコが落ちる内容でした。

「ケトン体」という言葉はあまり聞かないので、馴染みがないと思います。自分もPalmer College of Chiropracticの基礎医学コースで習ったときは、脳はブドウ糖(グルコース)をエネルギーとして使用しているが、ブドウ糖が供給されない場合の非常燃料として「ケトン体」を利用する。したがって、「ケトン体」が体内で生成される状況は飢餓状態であり、体にとって緊急事態だと教わった記憶があります。ですので、「ケトン体」には危険なイメージがありました。

この本では、今までの医学会で常識とされてきた「ケトン体」が、実は非常に重要なエネルギー源であることが、産婦人科医である著者の経験と研究の結果から解説されています。

特に糖尿病で悩まれている方は読んでいただきたいと思います。主にインスリンですが、薬を使わず、食事の改善で自然にかつ比較的短期間で体質を改善できる方法です。

どうしても、糖質を制限する方ばかりに注目が集まりますが、ポイントは摂取カロリーを下げないという点だと思います。このためには、脂質、タンパク質を今まで以上に摂取する必要が出てきます。ここでも、今まで常識とされ盛んに宣伝されてきた低脂肪ダイエットに対する問題点が説明されています。

その他にも、紹介しきれないのですが、本を読んで学んだ点がたくさんありました。

産婦人科医の著者が、自分の経験や多くの妊娠糖尿病の方を診てきたデータからの結果なので、信頼性があると思います。どこかの大手スポンサーが介在してまとめたエビデンスと称する論文よりも納得できます。

<2017/02/17追記>

糖質制限の危険性について、腸内細菌との関連から解説している以下のブログも参照ください。いずれにしても、ジュースやスイーツなどの砂糖をたくさん含むものは避けた方がいいですね。


個人的には、糖質制限は糖尿病など糖質により健康に影響が出ている方が試してみるための1つの方法だと思います。何かを極端に制限するような方法が、すべての方に通用するとは考えられません。糖質に対して問題のない方は、適切な食事を行っていれば糖質を摂ることは問題ないと思います。



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Horikawa Chiropractic

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