腰と背中の間が痛い

腰と背中の間が痛いということで、久しぶりに来られた20代の男性。今までとは少し様子が違います。


確かに痛みの箇所を指でポイントしてもらうと第12胸椎(T12)と第1腰椎(L1)の間でした。言われた箇所と、ポイントしていただいた背骨の位置がぴったりだったのでビックリでした。ですが、検査してみるとスコープ検査では第12胸椎(T12)も第1腰椎(L1)も何の反応もなし…それでも、骨盤から背中の肩甲骨にかけて、脊柱起立筋が縦に張っていました。


スコープ検査で見つかった箇所は、第9胸椎(T9)であり、痛みの箇所からだいぶ上のの箇所です。ですが、素直に見つけた箇所をアジャストメント。第9胸椎(T9)のアジャストメントを行うと、痛みが和らぎましたが、まだ50%程度と言われました。


背中は楽になったのですが、腰の張りをより強く感じるということだったので、再度スコープでチェックしてみると、第2仙椎(S2)に反応が出るようになりました。そこで、仙骨の左側回旋(P-L Sacrum)に対してアジャストメントを行いました。すると、それまで張りのあった脊柱起立筋の緊張が緩み、腰も楽になるのを実感していただけました。


骨盤と背中の問題が、それらの中間に位置する箇所、今回のケースでは第12胸椎(T12)と第1腰椎(L1)の間に影響を与え、強い痛みを引き起こしていたようです。痛みの箇所、筋肉の張りだけに注目していると解決できないケースだと思います。


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Horikawa Chiropractic

Gonstead Chiropractor (ガンステッド・カイロプラクター) 米国Doctor of Chiropractic (D.C.) English Available

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