様々な頭痛のタイプ Part 2

後頭部の頭痛

この場合、通常は交感神経に問題があるため、第6頚椎(C6)-第3胸椎(T3)や第1腰椎(L1)-第2腰椎(L2)の確認を行います。しかしながら、副交感神経と関連する上部頚椎が問題になる場合もあります。

消化器系の頭痛

このタイプの頭痛は、食後30分後ぐらいから起こります。副交感神経を中心に確認を行い、特に第1頚椎(C1)に注目します。もし、頭痛が食後1時間半から2時間後に起こる場合は、交感神経である第4胸椎(T4)-第3腰椎(L3)の確認を行います。これは小腸での消化吸収に時間を要しているためです。また、弱い群発頭痛が頭の上の方で起こる場合は、交感神経に相当する第5胸椎(T5)-第6胸椎(T6)の確認を行います。

週末の頭痛

このタイプの頭痛は、睡眠の取り過ぎや第8胸椎(T8)-第12胸椎(T12)と関連する副腎の問題により起こる可能性があります。この場合、週末も平日同様の睡眠時間と起床時間とし、生活習慣を改善すると解消する場合があります。


頭部周辺の頭痛

ハチマキのように頭の周りが痛くなる頭痛は、顎関節により引き起こされる場合があります。カイロプラクティックによる顎関節(TMJ)のアジャストメントでも改善が見られない場合は、歯科医に歯の噛み合わせを調整してもらう必要があります。


目の奥が痛むような頭痛の場合は、通常は交感神経に問題があります。頭痛が片目から反対の目にスイッチし、片目側にしか起こらないような場合は、甲状腺ホルモンの働きに問題がある可能性から第6頚椎(C6)-第3胸椎(T3)の確認を行います。

※頭痛のタイプにも個人差があり、すべての人に当てはまるものではないこと、またDr. Gonsteadの臨床結果によりまとめられたものであるため、一般的な情報とは異なる場合があります。

第1回「頭痛(Headaches)について

第2回「片頭痛(Migraines)の原因」

第3回「様々な頭痛のタイプPart 1」


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Horikawa Chiropractic

Gonstead Chiropractor (ガンステッド・カイロプラクター) 米国Doctor of Chiropractic (D.C.) English Available

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