Dr. Schmiedel (ドクター シュミーデル)
テキストはたったの116ページ。
Palmer College of Chiropractic 在学中の3学期目にある末梢神経 (PNS : Peripheral Nervous System) クラスの名物講師の方でした。
この度、亡くなられたということをメールで知りました。
1963年から2011年までの48年間もの間、教鞭を取られていたというのを知り驚きました。
自分が生まれる前からです…教えていた期間だけでも自分の年齢以上でした…すごい…
自分が講義を受けてたのは2010年の頃です。引退される最終学期のクラス(Class 133)の1つ前のクラス(Class 132)でした。
とにかく、ホワイトボードに絵と文字をたくさん書く先生だったのでノートを取るのに必死だったのを覚えています。
毎回必死に授業を聴き取り、ノートを取り続け、習った内容を関連付けながら覚える。というのを繰り返していました。
もちろん覚える内容も膨大な量がありました。
このテキスト(ノート?)は、今でもたまに見直している時があります。
試験は、非常に細かく内容を問われ、問題の意図がわかりにくいことでも有名で、とても難しかった印象があります。
それでも毎回試験が終わると、ドクターの部屋に行き、間違えた箇所を確認していました。
授業中の緊張感とは違い、1つ1つの質問に対して、丁寧に解説をしながら優しく答えてくれたのが印象的でした。
自分たちのクラス期間中、Dr. Schmiedel が誕生日を迎えられた時がありました。
クラスのみんなでケーキとプレゼントを用意し、授業開始前にサプライズで "Happy Birthday" を歌った時の、ドクターが驚きちょっと照れたような表情は今でも忘れられません。
その日だけは、授業がとても和やかな雰囲気で進んだ印象があります。
いつもは黙々と授業をされ、私語をしている生徒がいると、急に黙って睨みつけてくるのでとても怖いのです…
謹んでご冥福をお祈りいたします。
ありがとうございました。
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